岡谷市議会 > 2021-02-17 >
02月17日-02号

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  1. 岡谷市議会 2021-02-17
    02月17日-02号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第2号)                  令和3年2月17日(水)午前9時30分開議 日程第1 議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 日程第2 議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算 日程第6 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 日程第7 議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 日程第8 議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算 日程第9 議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算 日程第10 議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算 日程第11 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第12 議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算 日程第13 議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算 日程第14 議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算 日程第15 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  藤森博文議員     2番  山崎 仁議員     3番  田村みどり議員    4番  吉田 浩議員     5番  中島秀明議員     6番  渡辺太郎議員     7番  中島保明議員     8番  今井義信議員     9番  早出すみ子議員   10番  今井秀実議員    11番  武井友則議員    12番  今井康善議員    13番  早出一真議員    14番  小松 壮議員    15番  大塚秀樹議員    16番  笠原征三郎議員    17番  遠藤真弓議員    18番  浜 幸平議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口道生君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   白上 淳君 総務部長     藤澤 正君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   小口浩史君     産業振興部長   藤岡明彦君 建設水道部長   山岡泰一郎君    建設水道部技監  中島洋一君 教育部長     城田 守君     病院事業管理者  天野直二君 事務部長     酒井吉之君     会計管理者    小坂英之君 選挙管理委員会監査委員事務局長   企画課長     木下 稔君          武居浩史君 秘書広報課長   小松秀尊君     総務課長     帯川豊博君 財政課長     岡本典幸君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       中村良則      次長       伊藤 恵 統括主幹兼庶務主幹事務取扱      議事主幹     宮坂征憲          三村田 卓 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議案第9号~議案第23号の一括上程、説明 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第1 議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例から日程第15 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算までの15議案を一括議題といたします。 順次説明を求めます。 まず、議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) おはようございます。 議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律等の公布、施行に伴い、改正いたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明申し上げます。 地球規模での温室効果ガス排出量の削減に向け、2015年にパリ協定が採択されたことから、国では目標達成のため、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律を制定し、建築物の規模、用途ごとの特性に応じて省エネルギー基準を定め、建築物の省エネルギー対策の強化を進めております。 これらの取組をさらに促進するため、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が改正され、省エネルギー対策に影響の大きな非住宅建築物に要求される省エネルギー性能の義務づけ対象規模が現行制度の2,000㎡以上から300㎡以上に引き下げられたものであります。 省エネルギー性能の義務づけ対象となる建築物については、建具やガラスの種類等による断熱性能や空気調和設備の性能等について、建築物エネルギー消費性能適合性判定の審査を受け、一定の省エネルギー性能を確保する必要があります。 この審査については、建築確認申請における建築物の審査区分と同様であり、法改正等に伴い、本市でも建築物エネルギー消費性能適合性判定を行うことから、当該事務に係る手数料を徴収するとともに、現在、実施している建築物消費性能向上計画の認定の申請に対する審査業務等の一部について、手数料算定の基となる国土交通省が示す面積区分ごとの審査、所要時間の細分化に伴い、手数料を改定するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 別表第5は、低炭素化建築物の認定申請に係る手数料について規定したもので、住宅の構造、規模等により手数料を定めておりますが、面積区分ごとの審査、所要時間の細分化に伴い、表中に規定する審査手数料の一部について手数料を改定するものであります。 別表第6は、建築物エネルギー消費性能の認定等に係る手数料について規定したもので、表1の項から3の項については、新たに建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る申請手数料の規定を加えるとともに、4の項から6の項については、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請等に係る手数料を定めております。規定する手数料の一部について、別表第5と同様の理由により、5,000円から8万2,000円までの範囲で改定し、併せて引用条文の条ずれ等について所要の改正を行うものであります。 なお、新たに規定する手数料、改定する手数料の金額については、県との手数料に差異が生じないよう、長野県手数料徴収条例の改正に準じ、同額としております。 次に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を令和3年4月1日からとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置について規定するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) おはようございます。 議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますとおり、国民健康保険税の税率等を改定するため、改正いたしたいものであります。 以下御説明を申し上げてまいりますが、議案第10号資料として、令和3年度岡谷市国民健康保険税の税率等について答申の写しと、議案第10号附属資料として、令和3年度岡谷市国民健康保険税率等の改定についてをお配りしてありますので、議案書と併せて御覧ください。 まず、今回の税率等の改定に係る経緯及び改定案の内容についてでありますが、平成30年度から国民健康保険制度は都道府県が財政運営の責任主体となり、長野県が示します事業費納付金標準保険税率を参考に、市町村ごとに税率等を決定し、賦課する方法に改められております。この際、今回の制度改正で加入者の負担が急激に変わることのないよう激変緩和措置が設けられており、本市においてはこの措置を受けている間は原則毎年税率等の改定を行うことについて、これまでの議会においても説明をさせていただいたところであります。 以下、今回の条例改正について御説明いたしますが、今回の改正は、長野県が示しました仮係数による令和3年度の岡谷市の国民健康保険事業費納付金及び標準保険税率に準じた税率等に改定するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、議案第10号附属資料を基に御説明いたします。 この附属資料は、検討及び説明用として国民健康保険運営協議会に提出した資料を手直しして作成したものでございます。 議案第10号附属資料の1ページを御覧ください。 1は令和3年度岡谷市国民健康保険事業費納付金についてでございます。 表の右側は県が示しました確定係数による一般被保険者分の令和3年度岡谷市国民健康保険事業費納付金の金額と長野県の総額でございます。令和3年度は、一般被保険者分で10億9,620万8,156円を納付することとなります。 2は激変緩和措置についてでございます。 この激変緩和措置につきましては、令和5年度までは毎年1.26%分ずつ対象外とされることとなっております。このため、激変緩和措置の適用がなくなるまでの間は、この削減分1.26%分と、自然増減する医療費等の費用分とを合わせて勘案し、長野県が毎年示します標準保険税率を基に毎年税率等の改定をしていくことが原則となります。 なお、令和2年度までは激変緩和措置の適用を受けておりましたが、令和3年度につきましては、仮係数では措置の適用があったものの、確定係数においてはこの適用はありませんでした。また、この措置の適用につきましては、その年の状況によるため、令和4年度以降も不透明な状況となっております。 おめくりいただきまして、2ページの3(1)は、長野県が示しました仮係数による令和3年度の標準保険税率の算出基礎となります。必要な保険税総額でございます。激変緩和後の納付金合計額は11億1,778万6,105円でありますが、このほかに納付金の算定には含まれない出産育児一時金や葬祭費、保健事業費などが必要になります。この総事業費に対し、県からの特別交付金や一般会計繰入金、保険税の滞納繰越分の収納見込額などを差し引いた額を保険税で確保ができるよう、標準保険税率が長野県から示されてきております。 (2)は長野県が示しました仮係数による標準保険税率に準じ改定いたします税率等の内容でございます。基礎分、後期高齢者支援金等分介護納付金分の3区分でそれぞれ定めているものでございますが、均等割、平等割額につきましては、長野県が示しました標準保険税率では1円単位まで算出されておりますので、これを100円単位に端数調整などをしております。 また、資産割の税率について、全国や長野県においても資産割をなくす3方式課税への移行が社会の趨勢となってきております。このため、長野県が示しました標準保険税率では、医療分の資産割の税率が引上げではありましたが、今年度の税率に据置きとするものであります。 (3)は1人当たり平均年税額でございます。改定案の税率により算定いたしました1人当たりの平均年税額は11万8,706円となります。現行税率で令和3年度の1人当たりの平均年税額を算出いたしますと11万4,364円となりますので、1人当たり4,342円、3.80%増の税率改定となります。 (4)は低所得の方に対します軽減制度である7割、5割、2割の軽減に該当する世帯における今回の税率改定案の影響について、イメージをお持ちいただくために参考として、①、②の2つのケースの試算を記載してございます。 (5)は厚生労働省が公表しております65歳以上の夫婦2人の平均的な年金収入のケースから試算を記載してございます。 (6)は従来のモデルケースの世帯における改定案の影響を記載してございます。 次に、お手元の資料の議案第10号資料でありますが、1月19日に市長が行った諮問に対する岡谷市国民健康保険運営協議会からの答申書の写しでございまして、1月25日に裏面にございます附帯要望をつけて諮問内容どおりの答申をいただいたものであります。 今後につきましては、激変緩和措置を受けている間は、毎年長野県が示します標準保険税率に準じた税率改定を行うことを基本としながらも、今年度末に長野県が示します長野県国民健康保険運営方針に基づき、保険税等の県内統一に向けた動きの中で、必要に応じた見直しをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 最終ページは諮問の内容と同様の岡谷市国民健康保険税条例における国民健康保険税の税率等の改定の内容につきまして表にしてございます。 改正の経緯及び改定案の内容につきましては以上でございます。 それでは、岡谷市国民健康保険税条例の改正の内容について御説明いたします。 議案書を御覧ください。 改正の内容は、長野県が示します仮係数による標準保険税率に準じて、被保険者均等割額、所得割額、資産割額について、基礎、後期高齢者支援金等及び介護納付金分の課税額をそれぞれ改定するものであります。 ただし、基礎分の資産割額、平等割額、後期高齢者支援金等及び介護納付金の均等割額、平等割額は据置きとするものでございます。 以下、逐条で御説明申し上げてまいります。 第4条は基礎課税額の所得割額について規定したもので、第1項で定める「100分の7.05」を「100分の7.92」に改めるものであります。 第6条は基礎課税額の被保険者均等割額について規定したもので、1人について「1万8,200円」を「2万円」に改めるものであります。 第6条の3は後期高齢者支援金等課税額の所得割額について規定したもので、「100分の2.43」を「100分の2.38」に改めるものであります。 第6条の4は後期高齢者支援金等課税額の資産割額について規定したもので、「100分の4.51」を「100分の4.47」に改めるものであります。 第7条は介護納付金課税被保険者に係る所得割額について規定したもので、「100分の2.20」を「100分の1.98」に改めるものであります。 第8条は介護納付金課税被保険者に係る資産割額について規定したもので、「100分の3.95」を「100分の3.60」に改めるものであります。 第22条は低所得者に対する7割、5割及び2割の減額について規定したものであります。被保険者均等割額の改定に合わせ、第1号から第3号に定める減額する額を改定いたすものであります。 第22条第1号は7割減額する額を規定しておりますが、同号アに規定する基礎課税額の被保険者均等割額について「1万2,740円」を「1万4,000円」に改めるものであります。 第22条第2号は5割減額する額を規定しておりますが、同号アに規定する基礎課税額の被保険者均等割額について「9,100円」を「1万円」に改めるものであります。 第22条第3号は2割減額する額を規定しておりますが、同号アに規定する基礎課税額の被保険者均等割額について「3,640円」を「4,000円」に改めるものであります。 最後に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を令和3年4月1日からとするものであります。 附則第2項は、適用区分について規定するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 藤岡産業振興部長。     〔産業振興部長 藤岡明彦君 登壇〕 ◎産業振興部長(藤岡明彦君) おはようございます。 議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますとおり、コワーキングスペースを設置するため、改正いたしたいものであります。 改正の概要等でありますが、テクノプラザおかや1階ロビー及び2階産業情報ネットワークセンターのスペースについて、新たにコワーキングスペースとして運用していくに当たり、同スペースの使用形態及び使用料等を規定するものであります。 それでは、改正の内容につきまして御説明いたします。 別表は、現行の貸館に係る使用料、使用時間等を規定しておりますが、新設するコワーキングスペースと貸館の運用の違いを明確にするため、従前の貸館部分を(1)専用施設使用料として規定するほか、同表に新たに(2)共用施設使用料を追加し、新設するコワーキングスペースの使用形態等を規定するなど、所要の改正を行うものであります。 なお、コワーキングスペースの使用金額については、1時間以内の使用については100円、1時間超6時間以内の使用については500円、6時間を超える使用については1,000円とし、1日につき1,000円を上限とするものであります。 最後に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日をこの条例の公布の日から6月を超えない範囲内において、同施設の運用開始に合わせて規則で別に定める日からとするものであります。 附則第2項は、所要の経過措置について規定するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、給水人口等を見直すため、改正いたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明申し上げます。 水道事業につきましては、条例に規定される給水人口等について、今後も減少が見込まれる中で、人口規模に応じた施設整備や統廃合のため、岡谷市水道事業基本計画の考え方に合わせて、国立社会保障人口問題研究所の推計人口に基づいた令和3年度末の給水人口等を算出し、見直すものであります。 また、下水道事業につきましては、諏訪湖流域下水道事業計画において、現計画の最終年度である令和17年度末の推計人口について、国立社会保障人口問題研究所による行政人口推計値を関連市町村の計画処理人口として採用しており、岡谷市公共下水道の事業計画の見直しに当たり、上位計画である諏訪湖流域下水道の事業計画との整合を図るため、計画処理人口について条例改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 第2条は経営の基本について規定したもので、第2項第2号に規定する水道事業における給水人口について「6万2,700人」を「4万7,800人」に、第3号に規定する1日最大給水量について「3万5,000立方メートル」を「2万1,700立方メートル」に、また、第3項第2号に規定する下水道事業における計画処理人口について「4万9,500人」を「4万600人」にそれぞれ改めるものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を令和3年4月1日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、令和3年度各会計予算について、順次説明を求めます。 まず、議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算について説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) おはようございます。 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算について御説明申し上げます。 令和3年度の予算編成においては、昨年9月に策定いたしました予算編成方針に基づき、新たな課題に的確かつ柔軟に対応するとともに、第5次岡谷市総合計画の重点プロジェクトに基づく各種の取組を推進するため、全ての事務事業の徹底した見直しと、事業の選択と集中により、限られた財源の効率的かつ効果的な配分に努めてまいりました。 併せて、国や県などの制度を十分に活用する中で、ありとあらゆる特定財源の確保に努めるなど、第5次岡谷市総合計画の3年目として、6つの基本目標を基調とした上で、「地域活力の再興」「しあわせを実感できる日常づくり」の2つを予算編成における重点施策として掲げ、予算編成を行いました。 説明につきましては、12ページの事項別明細書から説明してまいりますので、よろしくお願いいたします。 12ページを御覧ください。 1総括について御説明いたします。 一般会計予算総額は198億1,000万円で、前年度比4億2,000円万円の減であります。 歳入の主な増減について、款別に申し上げます。 1款市税は62億200万円の計上で、前年度比6億3,300万円の減であります。 2款地方譲与税から10款地方特例交付金までは、令和2年度の決算見込み及び地方財政計画等を勘案して計上しております。 11款地方交付税は、令和2年度の決算見込みなどを基に地方財政計画等を勘案し、40億8,600万円の計上で、前年度比400万円の増であります。なお、令和3年度の国の地方財政対策では、引き続き財源不足額を臨時財政対策債の発行で補うこととされております。 14款使用料及び手数料は、各施設の使用料等をこれまでの実績及び感染症の影響等を勘案し、5億1,037万7,000円の計上で、前年度比4,393万4,000円の減であります。 16款県支出金は、選挙費県委託金の増などにより10億7,124万5,000円の計上で、前年度比4,537万4,000円の増であります。 17款財産収入は、普通財産の積極的な売却を進めることにより1億7,208万2,000円の計上で、前年度比1億288万1,000円の増であります。 19款繰入金は2億4,297万2,000円の計上で、前年度比4,200万円の減であります。減の主な理由は、新西堀保育園・発達支援施設整備事業に対する社会福祉施設整備基金繰入金が皆減となったほか、市営住宅の長寿命化に向けた大規模改修事業に対する市営住宅整備基金繰入金の減などであります。 基金繰入金につきましては、歳出の削減に合わせ、国の令和2年度第3次補正を活用し事業を前倒ししたことなどにより、前年度に比べ4,200万円の減となりましたが、災害などの不測の事態が発生した場合においても安定した財政運営を進めるために、基金残高は一定程度確保する必要があります。歳入に見合った歳出予算の編成を基本としながら、効率的・効果的な予算執行に努めることにより、基金繰入額の抑制を図るなど、引き続き基金残高の確保に意を配してまいりたいと考えております。 21款諸収入は、川岸地区山林火災復旧事業に対する貸付金の減などにより13億8,631万円の計上で、前年度比1億3,247万6,000円の減であります。 22款市債は、臨時財政対策債及び借換債の増などにより21億5,577万4,000円の計上で、前年度比4億1,037万4,000円の増であります。 13ページを御覧ください。 次に、歳出の主な増減を款別に申し上げます。 2款総務費は、選挙執行費の増などにより18億3,982万5,000円の計上で、前年度比8,035万3,000円の増であります。 3款民生費は、新西堀保育園・発達支援施設整備事業の減などにより70億8,527万円の計上で、前年度比3億2,212万3,000円の減であります。 5款労働費は、労働金庫協調融資預託金の減などにより7,933万8,000円の計上で、前年度比3,188万7,000円の減であります。 6款農林水産業費は、林道横河山線観音橋架替事業の減などにより1億7,117万3,000円の計上で、前年度比1億6,572万9,000円の減であります。 7款商工費は、中小企業金融対策事業の増などにより20億6,458万3,000円の計上で、前年度比3,914万7,000円の増であります。 8款土木費は、学校跡地保全対策事業の減などにより20億4,431万9,000円の計上で、前年度比1億2,652万3,000円の減であります。 11款公債費は、借換債元金償還金の増により23億7,566万5,000円の計上で、前年度比2億103万5,000円の増であります。 以上が歳出の主な予算額増減であります。 それでは、予算の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明申し上げます。 54ページを御覧ください。 3歳出。 1款議会費であります。 1項1目議会費は1億8,999万8,000円の計上であります。 議会運営に要する経費のほか、市議会報を年4回発行するための委託料などを計上しております。 56ページを御覧ください。 2款総務費であります。 1項1目一般管理費は7億4,622万1,000円の計上であります。管理関係職員の人件費のほか、おめくりいただき、59ページにありますコミュニティ事業費などの経費を計上しております。 58ページを御覧ください。 2目庁舎管理費は1億284万7,000円の計上であります。おめくりいただき、61ページに市役所庁舎の自家用電気工作物改修工事に必要な経費を新たに計上しております。 62ページを御覧ください。 6目企画費は1億7,047万1,000円の計上であります。ふるさと納税の寄附促進に要する経費のほか、おめくりいただき、65ページには交流人口・関係人口の創出・拡大による移住・定住の促進に向けて、まち・ひと・しごと創生推進費として各種事業を推進してまいります。また、ララオカヤの所有権を取得し、権利を市に一本化するための岡谷駅前公共用地権利取得事業に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、70ページを御覧ください。 13目消費者行政費は330万2,000円の計上であります。特殊詐欺被害を未然に防止するための特殊詐欺対策機器設置補助金などを計上しております。 16目災害対策費は925万5,000円の計上であります。地域防災力・減災力の向上に向けて、感染症対応避難所設置・運営訓練事業に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、76ページを御覧ください。 3項1目戸籍住民基本台帳費は1億4,121万円の計上であります。住民票等各種証明書の発行及びマイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービス事業に必要な経費などを計上しております。 78ページを御覧ください。 4項3目衆議院議員総選挙最高裁判所裁判官国民審査費1,900万円及びおめくりいただき80ページの4目参議院議員選挙費1,600万円は、任期満了に伴う衆議院議員総選挙及び参議院議員補欠選挙の執行に必要な経費をそれぞれ計上しております。 少し飛びまして、86ページを御覧ください。 3款民生費であります。 1項1目社会福祉総務費は5億7,524万3,000円の計上であります。福祉関係職員の人件費のほか、地域福祉の向上に係る全般的な経費を計上するとともに、国民健康保険事業特別会計繰出金を計上しております。 2目障害者福祉費は10億6,885万7,000円の計上であります。おめくりいただき、89ページに施設通所利用者及びサービス利用者の増に伴い、自立支援給付等に係る経費を増額し計上したほか、成年後見支援センターの運営に必要な経費などを計上しております。 88ページを御覧ください。 3目高齢者福祉費は9億5,629万6,000円の計上であります。おめくりいただき、91ページに認知症高齢者とその家族を支援するための個人賠償責任保険料負担金及び地域ボランティア活動を支援するための移動支援事業費補助金を新たに計上しております。 少し飛びまして、96ページを御覧ください。 2項1目児童福祉総務費は1億3,587万9,000円の計上であります。西堀保育園に併設した子ども発達支援センターが4月から開所することに伴い、新たに配置する作業療法士の人件費など管理・運営に必要な経費を計上しております。 98ページを御覧ください。 3目保育所費は12億1,979万2,000円の計上であります。私立保育所の運営に必要な委託費等を計上するほか、保育園と保護者の連絡ツールを刷新し、デジタル化を進めるため、保育園連絡用アプリ利用料を新たに計上しております。 少し飛びまして、106ページを御覧ください。 4款衛生費であります。 108ページを御覧ください。 4目健康管理費は7,004万9,000円の計上であります。市民の健康の保持増進を図るため、新たに実施するwithコロナ時代を元気に過ごそう!健活プロジェクトに必要な経費を新たに計上しております。 少し飛びまして、114ページを御覧ください。 2項1目清掃総務費は3億2,759万7,000円の計上であります。廃棄物資源化関係職員の人件費のほか、湖周行政事務組合負担金といたしまして2億7,430万5,000円を計上しております。 116ページを御覧ください。 3項1目水道会計支出金は220万円の計上であります。建設水道部技監の人件費に対する一般会計からの負担金を計上しております。 118ページを御覧ください。 4項1目病院会計支出金は5億5,080万円の計上であります。病院事業会計の運営に対する一般会計からの負担金を計上しております。 120ページを御覧ください。 5款労働費であります。 1項2目雇用促進対策費は551万2,000円の計上であります。多様な人材の雇用促進に向けて、新たに実施する働きやすい職場づくり応援補助金などを計上しております。 122ページを御覧ください。 6款農林水産業費であります。 124ページを御覧ください。 1項4目農地費は2,994万9,000円の計上であります。県が指定した防災重点農業用ため池7か所のハザードマップを作成する委託料などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、128ページを御覧ください。 7款商工費であります。 1項2目商工業振興費は2億9,969万9,000円の計上であります。商業振興事業費では、まちなかのにぎわい創出と商店街の活性化を図るため、商業活性化計画に掲げる目標の達成に向けて、岡谷TMO商業活性化事業負担金、商業等振興補助金に必要な経費などを計上しております。 工業振興事業費では、131ページまでにかけて、引き続き実施する事業承継支援事業、新技術・新製品等ものづくりチャレンジ企業応援事業に必要な経費などを計上したほか、新規受注開拓推進事業では、オンライン展示会へ出展する企業を支援するなど、引き続き市内企業の活性化と経営の安定化を支援してまいります。 産業振興対策事業費では、地方創生の推進に向けたモノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクトに必要な経費などを計上しております。 132ページを御覧ください。 4目中小企業金融費は8億5,748万3,000円の計上であります。市内事業者の動向等を踏まえ、事業者の事業継続を守るため、特別経営安定資金を創設し、感染症の影響が続いている事業者の資金繰りに対し、金融面から支援してまいります。 7目観光費は3,851万9,000円の計上であります。交流人口・関係人口の創出・拡大に向けて、岡谷駅構内に岡谷市観光案内所を新たに設けるとともに、スポーツツーリズムによる魅力体験ツアーに必要な経費などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、136ページを御覧ください。 9目ブランド推進費は2,290万7,000円の計上であります。岡谷シルク推進事業として、地域おこし協力隊など官民連携の取組により、オール岡谷産のシルク製品の開発、養蚕体験研修や岡谷シルク体験ツアーに必要な経費などを計上しております。 11目童画館費は8,091万2,000円の計上であります。武井武雄の童画の精神を継承発展させ、新しい児童文化の創造を目指して実施する第11回武井武雄記念日本童画大賞の開催に必要な経費などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、140ページを御覧ください。 8款土木費であります。 142ページを御覧ください。 2項2目道路維持費は4億8,830万7,000円の計上であります。年次計画により実施しております4号線(間下道線)、9号線(中道町線)、11号線(今井通り線)、岡谷720号線のほか、損傷が軽微なうちに対策を講じる予防保全型の取組を強化する中で、21か所、総延長約5.5kmに及ぶ舗装修繕工事に必要な経費を計上しております。 3目道路新設改良費は2億3,952万5,000円の計上であります。道路後退が義務づけされている道路を幅員4m以上の生活道路とする道路後退整備事業を実施するとともに、通学路における安全対策工事に必要な経費を計上するなど、道路の新設、拡幅、舗装の改築等により、安全で快適な道路環境の整備に努めてまいります。 2枚おめくりいただきまして、146ページを御覧ください。 3項2目河川維持費は1,100万円の計上であります。土砂や樹木により流れが阻害されている河川のしゅんせつ工事に必要な経費を新たに計上しております。 148ページを御覧ください。 4項1目都市計画総務費は2億4,296万4,000円の計上であります。都市計画基礎調査等委託料のほか、(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジ整備事業、諏訪湖周サイクリングロード整備事業に必要な経費などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、152ページを御覧ください。 5項2目建築指導費は3,147万4,000円の計上であります。空き家の減少と移住、定住の促進に向けて、空き家バンク制度を活用した空き家バンク移住・田舎暮らし応援事業補助金を新たに計上しております。 154ページを御覧ください。 9款消防費であります。 1項3目消防施設費は2,160万円の計上であります。大規模災害への備えと地域防災力の強化に向けて、第9分団に災害対応型多機能消防車両を配備するために必要な経費を計上しております。 2枚おめくりいただきまして、158ページを御覧ください。 10款教育費であります。 1項2目事務局費は2億5,939万3,000円の計上であります。長野県教育委員会から派遣される主任指導主事を中心に、学力向上アドバイザーと連携したチーム岡谷による学力向上推進事業を実施するほか、教員の働き方改革に向けて、部活動指導員の配置に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、166ページを御覧ください。 3項1目中学校費の学校管理費は2億3,605万7,000円の計上であります。学習指導要領改訂に伴う経費のほか、小学校、中学校ともに、国のGIGAスクール構想により整備した1人1台端末等を効果的に活用するため必要な経費などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、170ページを御覧ください。 4項1目社会教育総務費は558万6,000円の計上であります。感染症の影響により5月へ延期された成人式の開催に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、176ページを御覧ください。 7目文化財保護費は2,149万1,000円の計上であります。旧山一林組製糸事務所が建設から100年目を迎えることから、記念事業に必要な経費を新たに計上しております。 2枚おめくりいただきまして、180ページを御覧ください。 5項2目体育施設費は2億852万1,000円の計上であります。安全で安心して快適に利用できる施設運営に向けて、建設から30年以上が経過する市民水泳プールにおいて、大規模改修に向けた実施設計に必要な経費などを計上しております。 182ページを御覧ください。 11款公債費であります。 1項1目元金は22億2,932万5,000円の計上であります。前年度比2億2,448万円の増となっておりますが、令和3年度は3億8,567万4,000円の市債の借換えを実施することに伴い、増となるものであります。 184ページを御覧ください。 12款予備費は5,000万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 14ページをお開きください。 2歳入。 1款市税は、総額62億200万円の計上で、前年度比6億3,300万円の減であります。明細につきましては、お配りしてございます令和3年度予算附属資料の13ページ、市税収入見込額比較表を御覧ください。 令和3年度の収入見込額、計①の上から3行目、62億3,200万円が市税収入の見込額であります。これは令和2年度最終見込の収入見込額④の上から3行目の額67億7,958万5,000円に対し、5億4,758万5,000円の減となるものであります。令和3年度の収入見込額のうち追加財源留保額の欄、3,000万円を留保し、当初予算額として②の上から3行目、62億200万円を当初予算計上額としております。 それでは、事項別明細書の14ページへお戻りいただき、税目ごとに主なものを申し上げます。 1項1目個人は24億1,810万円の計上で、前年度比2億9,490万円の減であります。1節現年課税分は24億2,600万円の収入を見込み、このうち3,000万円を留保し、当初予算額として23億9,600万円を計上しております。 個人市民税は、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人所得や営業所得の大幅な減少が見込まれることから、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し9.8%の減収を見込んでおります。 2目法人は2億8,890万円の計上で、前年度比1億4,500万円の減であります。1節現年課税分は2億8,800万円を計上しております。感染症の影響により業績の悪化が見込まれるほか、税制改正による法人税割の税率引下げによる影響等もあり、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し19.3%の減収を見込んでおります。 2項1目固定資産税は26億5,300万円の計上で、前年度比1億6,480万円の減であります。令和3年度は評価替えの年となるとともに、依然として地価が下落傾向のほか、事業用家屋・償却資産に対する感染症の特例措置による減免等もあり、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し6.5%の減収を見込んでおります。 16ページを御覧ください。 2款地方譲与税から、おめくりいただいて、18ページの10款地方特例交付金までは、国の地方財政計画及び実績等を勘案し計上しております。このうち10款地方特例交付金2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、感染症対策として税制改正された事業用家屋及び設備等の償却資産に対する固定資産税と事業用家屋に対する都市計画税の減免に対する代替財源として、固定資産税等の減収を補填するため新設されたものであります。 11款地方交付税は40億8,600万円の計上で、前年度比400万円の増であります。普通交付税、特別交付税合わせて41億600万円の収入を見込み、このうち2,000万円を追加補正財源として留保した上で当初予算を計上しております。令和2年度の決算見込みのほか、増減となる要因や、国の地方財政計画などを勘案して計上しております。 20ページを御覧ください。 13款分担金及び負担金であります。 1項1目総務費負担金は1,024万7,000円の計上で、前年度同額であります。引き続き長野市への災害派遣職員に対する負担金を計上しております。 22ページを御覧ください。 14款使用料及び手数料であります。 1項6目商工使用料は9,050万8,000円の計上で、前年度比1,703万4,000円の減であります。文化会館や博物館など各施設の使用料がこれまでの実績及び感染症の影響等を勘案し、減となっているものであります。 2枚おめくりいただきまして、26ページを御覧ください。 2項1目総務手数料は2,681万7,000円の計上で、前年度比716万円の減であります。これまでの実績等を勘案し、4節戸籍住民基本台帳関係手数料は716万円減の2,187万6,000円の計上としております。 28ページを御覧ください。 15款国庫支出金であります。 1項1目民生費国庫負担金は16億3,463万9,000円の計上で、前年度比3,191万4,000円の増であります。給付費の増により、2節障害者介護給付費等国庫負担金は3,527万9,000円増の4億8,214万6,000円を計上しております。 30ページを御覧ください。 2項1目総務費国庫補助金は5,200万2,000円の計上で、前年度比1,678万4,000円の減であります。地方創生に向けて、モノづくり集積地SUWAのひとづくりプロジェクトに加え、岡谷へ行こう関係人口等創出・拡大事業及び岡谷シルク推進事業に対する地方創生推進交付金を計上しております。 2枚おめくりいただきまして、34ページを御覧ください。 16款県支出金であります。 1項1目民生費県負担金は6億8,859万6,000円の計上で、前年度比2,383万8,000円の増であります。国庫負担金と同様、給付費の増により、1節障害者介護給付費等県負担金は1,764万円増の2億4,107万3,000円を計上しております。 2枚おめくりいただきまして、38ページを御覧ください。 3項1目総務費委託金は1億2,279万円の計上で、前年度比1,605万2,000円の増であります。3節選挙費県委託金において、衆議院議員及び参議院議員選挙の執行に対する委託金として、合わせて3,770万円を計上しております。 40ページを御覧ください。 17款財産収入であります。 42ページを御覧ください。 2項1目不動産売払収入は1億3,640万円の計上で、前年度比1億640万円の増であります。普通財産を積極的に売却することにより、前年度に比べ大きく増としているものであります。 19款繰入金であります。 2項1目財政調整基金繰入金は5,000万円の計上で、財源を繰入金で調整いたすものであります。 2目市営住宅整備基金繰入金は3,150万円の計上で、市営住宅大規模改修事業などに充当いたします。 3目ふるさとまちづくり基金繰入金は1億1,200万円の計上で、道水路維持補修事業及び道水路等新設改良事業などに充当いたします。 44ページを御覧ください。 7目新型コロナウイルス緊急対策資金等利子補給基金繰入金は2,000万円の計上で、緊急対策資金等の利子補給金に充当いたします。 8目まち・ひと・しごと創生基金繰入金は340万円の計上で、岡谷シルク推進事業に充当いたします。 20款繰越金は3億円の計上で、前年度と同額であります。 21款諸収入であります。 3項1目貸付金元利収入は8億3,045万円の計上で、前年度比9,538万円の減であります。川岸地区山林火災復旧事業に係る貸付金元金収入が6,456万円の皆減となっております。 46ページを御覧ください。 4項2目雑入は5億4,337万7,000円の計上で、前年度比3,707万6,000円の減であります。スマートインターチェンジ建設地の遺跡発掘に係る受託金収入が3,900万円の皆減となっております。 2枚おめくりいただきまして、50ページを御覧ください。 22款市債であります。 4目商工債7,190万円は、中央町駐車場屋上防水工事及び岡谷市文化会館改修工事などに充当いたします。 5目土木債5億9,230万円は、道水路維持補修事業及び河川緊急浚渫推進事業などに充当いたします。 6目消防債2,110万円は、消防団車両整備事業に充当いたします。 52ページを御覧ください。 8目臨時財政対策債10億5,000万円は、地方交付税の振替分として、国の地方財政計画等を勘案し計上しております。 9目臨時財政対策債借換債3億8,567万4,000円は、平成22年度及び23年度に借り入れました臨時財政対策債の借換えに必要な元金に充当いたします。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、186ページを御覧ください。 186ページ以降に給与費明細書、191ページに債務負担行為に関する調書、192ページに地方債に関する調書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、3ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市一般会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を、歳入歳出それぞれ198億1,000万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は4ページから8ページまでの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、債務負担行為に係る規定であります。内容は9ページの第2表に記載してございますので、9ページをお願いいたします。 最初の商工業振興条例助成金は、助成率の規定により、令和6年度までに分割して交付する助成金について、令和4年度から令和6年度までの助成金2,412万円の債務負担行為を設定いたすものであります。 次の岡谷市土地開発公社借入金に対する債務保証につきましては、前年度と同額の10億円を設定いたすものであります。 3ページへお戻りください。 第3条は、地方債の規定であります。内容は10ページの第3表に所定の書式によりお示ししてございますので、説明は省略させていただきます。 第4条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の50億円と定めるものであります。 第5条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時32分 △再開 午前10時45分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 まず初めに、令和2年度の国民健康保険事業の状況でございますが、平成30年4月より都道府県が市町村とともに国保の保険者となり、財政運営の責任主体として国保運営の中心的な役割を担う新たな制度が開始されてから3年目となっております。これを受け、保険税率につきましては、長野県が示しました事業費納付金及び標準保険税率に準じた税率の改定を3年続けて行いましたが、被保険者数の著しい減少や課税対象所得が県の見込みを下回っていることから、国保税収入の落ち込みや新型コロナウイルス感染症の影響などにより、本予算編成時点における令和2年度の決算見込みでは、単年度収支は大幅な赤字が見込まれております。しかし、実質収支においては何とか黒字の決算が見込める状況となっております。 こうした状況を踏まえ、令和3年度の予算としましては、国保財政運営の都道府県化の4年目として、長野県が昨年11月に示しました仮係数による事業費納付金等の算定結果から、標準保険税率に準じた税率の改定を行うものとして予算を編成いたしました。 なお、税率等の改定を仮係数による算定結果で行うことから、確定係数による算定結果との差額分につきましては、岡谷市国民健康保険事業基金から1,000万円を繰入れ、さらに不足する財源として繰越金500万円を充当することとして予算を編成いたしました。 それでは、予算書は193ページからですが、198ページの事項別明細書から説明してまいりますので、198ページ、1総括を御覧ください。 予算額は45億970万円で、前年度比80万円の減であります。被保険者数につきましては、長野県による国保事業費納付金の算定において8,944人、加入世帯5,559世帯となっております。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明いたします。 206ページをお開きください。 3歳出。 1款総務費であります。 1項1目一般管理費は6,529万3,000円の計上で、国保の資格管理や保険給付等の事務に要する経費であります。 208ページを御覧ください。 2項1目賦課徴収費は1,664万円の計上で、国保税の賦課徴収費等の事務に要する経費であります。 214ページをお開きください。 2款保険給付費であります。療養給付費等について、例年は予算編成作業の時点における現年度の決算見込みと同程度を見込んでいるものでありますが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により特殊な事情となっているため、過去3年間の決算額の平均額を計上いたしました。 1項1目一般療養給付費は27億7,800万円の計上であります。 224ページをお開きください。 3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般医療給付費分納付金は7億4,108万5,000円の計上で、長野県が国の令和3年度の確定係数等により算定を行い、岡谷市に示しました納付金額を計上したものであります。 226ページをお開きください。 2項後期高齢者支援金等分事業費納付金及び228ページの3項介護納付金分事業費納付金は、1項と同様に長野県が示しました事業費納付金に基づきそれぞれ計上したものであります。 230ページをお開きください。 4款保健事業費1項1目保健事業費は6,449万7,000円の計上で、特定健診、特定保健指導等に要する経費と、人間ドックの助成経費などの保健事業に要する経費を計上いたしております。 次に、歳入について御説明いたします。 200ページにお戻りください。 2歳入。 1款国民健康保険税につきましては、長野県が示しました仮係数による標準保険税率に準じて、年平均で4,342円、3.80%の税率の改定を行い、歳入の確保と健全な事業運営を目指すものです。 1項1目一般国民健康保険税は8億9,777万円の計上であります。同じく2目退職者国民健康保険税は19万円の計上であります。 3款国庫支出金1項1目制度関係業務準備事業補助金につきましては、制度改正に伴うシステム改修費に対する国からの補助金で、79万6,000円の計上であります。 4款県支出金、おめくりいただいた202ページ、1項1目保険給付費等交付金につきましては32億7,218万5,000円の計上であります。療養の給付等の必要な費用の全額が普通交付金分として交付されるものと、特別交付金分として特定健康診査等に係る国・県の負担分や保険者の収納率向上や特定健診、健康づくり等の保健事業の実施、医療費適正化事業など、保険者の独自的な取組の努力等に応じて交付が受けられる保険者努力支援制度の交付金などであります。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金は3億1,047万2,000円で、ルール分の繰入れを計上いたしております。 2項1目基金繰入金は1,000万円の計上で、県より示されました仮係数と確定係数による算定結果との差額分について、財源の一部として繰入れを計上いたしております。 204ページをお開きください。 8款繰越金は500万円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 240ページ以下に給与費明細書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、193ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億970万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は194ページから196ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の5億円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について御説明申し上げます。 それでは、事項別明細書から説明してまいりますので、予算書の246ページをお開きください。 1総括について御説明いたします。 地域開発事業特別会計、予算総額は3億2,020万円で、前年度比700万円の増となっております。 最初に、歳出の主なものについて御説明申し上げますので、予算書の250ページをお開きください。 3歳出。 1款地域開発事業費であります。 1項2目土地取得及び造成費は5,270万7,000円の計上で、前年度比2,000万円の増となっております。この予算科目は、地域開発事業の事業用地、公共代替地等の取得及び造成等の実施に要する経費であります。増額の理由につきましては、事業用代替地等の用地確保に関わる土地購入費の増であります。 予算書の256ページ、4款繰上充用費であります。 1項1目繰上充用費は2億6,700万円の計上で、前年度比1,300万円の減となっております。この予算科目は令和2年度の収入不足を補填するものでありますが、令和2年度において出早公園関連事業用地を売却したことにより繰上充用金が減額となったものであります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 予算書の248ページにお戻りください。 2歳入。 1款土地処分収入であります。 1項1目土地処分収入は3億1,809万円の計上で、前年度比687万3,000円の増となっております。事業用地、公共事業代替地などの保有地処分に伴う収入であります。 2款財産収入であります。 1項1目財産貸付収入は210万8,000円の計上で、前年度比12万6,000円の増であります。保有地を一時的に貸付けることに伴う土地の賃貸料収入であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 予算書の243ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を3億2,020万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は244ページから245ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定であります。最高限度額を前年度比700万円増の3億2,020万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) この際、Jアラートの試験放送のため、このまま暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時59分 △再開 午前11時01分 ○議長(渡辺太郎議員) 再開いたします。 次に、議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について説明を求めます。 藤岡産業振興部長。     〔産業振興部長 藤岡明彦君 登壇〕 ◎産業振興部長(藤岡明彦君) 議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の説明につきましては、262ページの事項別明細書から説明してまいりますので、262ページを御覧ください。 1総括につきまして御説明いたします。 予算額は2,070万円で、前年度比160万円の減であります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明申し上げます。 266ページをお開きください。 3歳出。 1款分収造林事業費1項1目造林事業費は2,067万2,000円の計上で、前年度比160万円の減であります。間伐等の施業の減による事業費の減となっております。 268ページをお開きください。 2款公債費1項1目利子は1万8,000円の計上で、前年度と同額であります。 270ページをお開きください。 3款予備費1項1目予備費は1万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 264ページを御覧ください。 2歳入。 1款森林研究整備機構支出金1項1目分収造林事業費負担金は1,952万円の計上で、前年度比151万円の減であります。 2款寄附金1項1目分収造林事業費寄附金は78万円の計上で、前年度比6万円の減であります。これは地元からの負担分で、森林研究整備機構支出金の4%分となっております。 3款繰入金1項1目一般会計繰入金は40万円の計上で、前年度比3万円の減であります。これは森林研究整備機構支出金の2%分となっております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 次に、272ページを御覧ください。 給与費明細書に関する調書でございますが、所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、259ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,070万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は260ページから261ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高額を前年度と同額の200万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) 議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書は273ページからですが、事項別明細書から説明してまいりますので、276ページ、1総括を御覧ください。 予算額は1,920万円で、前年度比30万円の減であります。 それでは、予算の概要につきまして、歳出の主な点を御説明いたします。 280ページをお開きください。 3歳出。 1款霊園事業費であります。 1項1目管理費は1,860万円の計上で、前年度比30万円の減であります。内容は内山霊園の管理経費になりますが、前年度に続き霊園内ののり面整備工事を行ってまいります。 282ページをお開きください。 2款予備費であります。 1項1目予備費は、前年度と同額の60万円の計上であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 278ページにお戻りください。 2歳入。 1款事業収入であります。 1項1目事業収入は1,401万3,000円の計上で、前年度比397万3,000円の減であります。前年度に全ての埋蔵場所が埋まりました合葬式墓地の新規使用許可分の使用料が皆減となっております。 2款繰越金であります。 1項1目繰越金は515万1,000円の計上であります。 3款諸収入であります。 1項1目雑入は3万6,000円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、273ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ1,920万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は274ページから275ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算について御説明申し上げます。 令和3年度予算につきましては、岡谷温泉を市民の皆様に御利用いただくため、温泉の安定供給、源泉及び給湯施設の維持管理や諏訪湖周サイクリングロード整備事業に関連した温泉施設の整備などに重点を置いた予算を編成いたしました。 それでは、予算の説明につきましては、288ページの事項別明細書から説明してまいりますので、288ページをお開きください。 1総括につきまして御説明いたします。 温泉事業特別会計、歳入と歳出のそれぞれの合計は6,640万円で、前年度比4,440万円の増となっております。 それでは、最初に歳出の主な点を御説明申し上げます。 292ページをお開きください。 3歳出。 1款温泉費1項1目温泉管理費は、温泉事業の管理に要する経費であり、6,305万5,000円の計上で、前年度比4,288万5,000円の増となっております。増となった主な理由は、諏訪湖周サイクリングロード整備事業の実施に伴う工事請負費の増などによるものであります。 歳出の主なものとしましては、10節需用費は1,203万2,000円の計上で、主に源泉ポンプや温泉スタンドの光熱水費362万5,000円のほか、予備源泉ポンプ取替え、源泉ポンプオーバーホールなど、施設の維持補修等の修繕費834万円などであります。 14節工事請負費は5,000万円の計上で、諏訪湖周サイクリングロード整備事業の実施に伴う温泉施設解体工事1,000万円及び温泉施設改築工事4,000万円の計上であります。 次に、294ページをお開きください。 2款公債費1項1目元金は228万6,000円の計上で、平成29年度借入れ分の市債の元金償還が令和3年度から始まることから、前年度比152万8,000円の増、1枚おめくりいただきまして、296ページの2項1目利子は5万9,000円の計上で、前年度比1万3,000円の減となっております。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 290ページにお戻りください。 2歳入。 1款使用料及び手数料1項1目温泉使用料は1,640万円の計上で、前年度比22万円の減であります。4か所の温泉施設からの給湯使用料と温泉スタンドのメダル販売収入を計上しております。 2款諸収入1項1目雑入は5,000万円の計上で、前年度比4,999万9,000円の増であります。歳出で説明いたしました諏訪湖周サイクリングロード整備事業に伴う公共事業移転補償金を計上しております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 300ページの地方債に関する調書でございますが、所定の書式によりお示ししてございますので、御覧いただき、説明は省略させていただきます。 それでは、285ページにお戻りください。 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ6,640万円と定めるものでございます。 第2項の予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は286ページ、287ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の最高額を500万円と定めるものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書は301ページからでありますが、事項別明細書から説明してまいりますので、304ページを御覧ください。 1総括ですが、予算総額は8億8,530万円で、前年度比2,140万円の増であります。被保険者につきましては9,731人を見込んでおります。 それでは、予算の概要につきまして、初めに、歳出から主な点を御説明いたします。 310ページをお開きください。 3歳出。 1款総務費1項1目一般管理費は1,265万1,000円の計上で、被保険者の資格管理等の事務に要する経費であります。 312ページをお開きください。 2項1目徴収費は155万4,000円の計上で、被保険者の保険料徴収の事務に要する経費であります。 314ページをお開きください。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は8億6,995万5,000円の計上で、前年度比2,504万5,000円の増であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 306ページにお戻りください。 2歳入。 1款1項1目後期高齢者医療保険料は6億9,461万6,000円の計上で、前年度比1,757万7,000円の増であります。 3款繰入金1項1目一般会計繰入金は1億6,681万7,000円の計上で、前年度比308万9,000円の増であります。後期高齢者医療事業の事務費等に係る経費分と保険基盤安定分を一般会計から繰り入れるものであります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、301ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ8億8,530万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は302ページから303ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の1,000万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算について説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算について御説明申し上げます。 予算書は323ページからであります。 事項別明細書から説明してまいりますので、326ページを御覧ください。 1総括であります。 予算総額は160万円で、前年度と同額であります。 それでは、予算の概要につきまして、歳出の主な点から御説明申し上げます。 330ページを御覧ください。 3歳出。 1款総務費であります。 1項1目一般管理費は62万7,000円の計上で、前年度比2,000円の増であります。財産区の管理運営に関する経費を計上しております。 332ページを御覧ください。 2款造林事業費であります。 1項1目造林事業費は92万3,000円の計上で、前年度比2,000円の減であります。主なものは、沢入団地整備に伴う森林整備負担金であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 328ページにお戻りください。 2歳入。 1款繰越金は70万4,000円の計上で、前年度からの繰越金であります。 2款諸収入1項1目雑入は89万6,000円の計上であります。財産区事業に対する市補助金や造林事業に対する木材の売払い収入等であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 323ページにお戻りをください。 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ160万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は324ページから325ページの第1表に記載してあります。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略をさせていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時21分 △再開 午後1時10分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算及び議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算の2件について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 令和3年度予算につきましては、市民のライフラインである安全・安心で安定した水道事業の継続のため、岡谷市水道事業基本計画、岡谷市水道事業経営戦略に基づく施設の更新、再構築、耐震化などの建設改良事業、特に前年度から継続実施しております今井上向配水池の築造のほか、宗平寺水源の改造など、引き続き水質管理や施設の維持管理に取り組む予算を編成いたしました。 それでは、企業会計予算書の3ページを御覧いただきたいと思います。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、第1号給水戸数は、前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総給水量につきましては、前年度比5万4,000立方メートル減の513万7,000立方メートルを見込んでおります。給水量は近年の実績値や減少率を勘案し、前年度に対して減を見込んだものであります。 第3号一日平均給水量は1万4,074立方メートルになります。 第4号主要な建設改良事業につきましては、配水施設費及び営業設備費を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は9億8,545万2,000円、支出は7億9,773万2,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は8億6,399万6,000円、4ページに移りまして、支出は14億5,322万3,000円の計上であります。 3ページに戻りまして、第4条の収支不足額5億8,922万7,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,879万4,000円、当年度分損益勘定留保資金3億3,207万1,000円及び建設改良積立金1億9,836万2,000円をもって補填するものでございます。 次に、4ページ、第5条の債務負担行為でございますが、令和3年度から4年度にかけて改造いたします宗平寺水源改造工事につきまして、令和4年度の債務負担行為の内容について定めるものでございます。 次に、第6条は企業債の内容を、また第7条及び第8条は、所定の内容を整理し、記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして、予算実施計画を基に御説明させていただきますので、5ページを御覧いただきたいと思います。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款水道事業収益は9億8,545万2,000円の計上で、前年度比2,443万8,000円の減であります。減の主な理由としましては、人口減少等による総給水量が減となったほか、水道事業基本計画に基づく水道施設整備の実施に伴う建設改良費の支出減に伴い、消費税還付金が減となることにより、水道事業収益も減となるものであります。 1項1目給水収益は8億6,071万3,000円の計上で、人口減少等による給水量の減に伴い、前年度比904万9,000円の減となっております。 次に、2項2目雑収益は3,923万6,000円の計上で、先ほど申し上げました消費税還付金の減により前年度比1,947万円の減であります。 次に、3目長期前受金戻入は7,483万8,000円の計上で、前年度比190万3,000円の増であります。 次に、6ページの支出について御説明いたします。 第1款水道事業費用は7億9,773万2,000円の計上で、前年度比1,020万4,000円の増であります。増の主な理由としましては、給料、報酬等の人件費の増、また水道事業基本計画に基づく水道施設整備など建設改良の実施に伴う償却資産の増により減価償却費が増になることによるものであります。 1項1目原水及び配水費は2億7,733万8,000円の計上で、正規職員10名分の人件費と原水、浄水、配水に係る設備の維持管理等に要する経費であります。主なものとしましては、水源の動力費や水質検査等の委託料、施設や配水管などの修繕の経費であります。 次に、2目総係費は7,700万4,000円の計上で、正規職員4名分の人件費と水道事業全般の運営等に要する経費であります。 次に、7ページの3目減価償却費は3億6,609万1,000円の計上で、前年度比647万6,000円の増であります。 次に、2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は2,848万1,000円の計上で、内容は企業債利息であります。 続きまして、8ページを御覧ください。 資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は8億6,399万6,000円の計上で、前年度比7,381万4,000円の減であります。減の主な理由は、水道事業基本計画に基づく今井上向配水池築造事業などを実施するための財源となる企業債の減によるものであります。 1項1目企業債は6億4,390万円の計上で、前年度比1億3,660万円の減であります。 次に、3項1目工事負担金は500万円の計上で、県関連工事に伴う補償金であり、該当工事の減により前年度比200万円の減であります。 次に、4項1目国庫補助金は2億1,508万6,000円の計上で、水道施設の再構築及び耐震化事業に対する国庫補助金であり、前年度比6,478万6,000円の増であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は14億5,322万3,000円の計上で、前年度比1億5,222万5,000円の減であります。減の主な理由としましては、水道事業基本計画に基づく水道施設の建設改良費の減によるものであります。 1項建設改良費は13億1,405万1,000円の計上で、前年度比1億6,027万4,000円の減であります。主な内容としましては、管路施設や水源等の機械、装置などの更新事業、配水池から避難所など、災害時に重要拠点となる施設までの重要管路の耐震化事業、効率的な水の運用を図るための水道施設の再構築事業として、宗平寺水源改造工事や今井上向配水池築造工事、関連する総配水管路新設工事などを実施するものであります。これらの配水施設に係る工事の予定箇所につきましては、議案第21号資料の工事予定箇所を御参照ください。 次に、2項1目企業債償還金は1億3,817万2,000円の計上で、前年度比804万9,000円の増となっております。 9ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、22、23ページの注記につきましては、会計処理の基準などを記載してございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 令和3年度予算につきましては、衛生的で快適な環境を守り、市民の安全な暮らしを支える下水道を継続できるよう、岡谷市下水道事業経営戦略に基づき、公共下水道維持管理事業をはじめ国の補助制度を活用し、下水道施設の耐震化を図る下水道総合地震対策事業や、下水道施設の長寿命化を図るための下水道ストックマネジメント事業を推進するとともに、豪雨による市民の浸水被害軽減のため、雨水渠整備事業に取り組むほか、流域下水道の建設維持管理事業に係る予算を編成いたしました。 それでは、企業会計予算書の27ページを御覧ください。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、第1号接続戸数は、前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総排水量につきましては、前年度比5万8,000立方メートル減の543万6,000立方メートルを見込んでおります。排水量は給水量と同様に減少傾向であることから、近年の実績値や減少率を勘案し、前年度に対して減を見込んだものであります。 第3号一日平均排水量は1万4,893立方メートルになります。 第4号主要な建設改良事業は、公共下水道管渠建設工事と流域下水道建設費負担金を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は17億3,528万7,000円、支出は15億7,765万7,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は8億342万3,000円、28ページに移りまして、支出は14億7,316万8,000円の計上であります。 27ページに戻りまして、第4条の収支不足額6億6,974万5,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,949万7,000円、過年度分損益勘定留保資金2億4,330万1,000円及び当年度分損益勘定留保資金4億694万7,000円をもって補填するものでございます。 次に、28ページ、第5条は債務負担行為の内容を、第6条は企業債の内容を定めるものでございます。 次に、第7条から第9条までは、所定の内容を整理し、記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして、予算実施計画を基に御説明いたしますので、30ページを御覧ください。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款下水道事業収益は17億3,528万7,000円の計上で、前年度比1,129万4,000円の減であります。減の主な理由としましては、人口減少等による総排水量の減や他会計負担金及び他会計補助金の減に伴い、下水道事業収益が減となるものであります。 1項1目下水道使用料は10億2,260万2,000円の計上で、人口減少等による排水量の減に伴い、前年度比1,103万円の減となっております。 2目他会計負担金は2億2,900万円の計上で、このうち2億2,800万円は一般会計からの繰入金であります。 2項2目他会計補助金7,600万円は、一般会計からの繰入金であります。 4目長期前受金戻入は4億620万7,000円の計上で、前年度比373万6,000円の増であります。 次に、31ページの支出について御説明いたします。 第1款下水道事業費用は15億7,765万7,000円の計上で、前年度比553万8,000円の減であります。減の主な理由としましては、排水量の減に伴う流域下水道維持管理費負担金の減や、企業債の順調な償還により、企業債利息であります支払利息及び企業債取扱諸費が減となったことなどによるものであります。 1項1目管渠費は1億4,314万5,000円の計上で、内容は正規職員3名分の人件費と下水道管の維持管理に要する経費であります。 次に、2目流域下水道維持管理費負担金は3億6,975万6,000円の計上で、県が管理する諏訪市豊田のクリーンレイク諏訪や流域下水道幹線に係る維持管理費の岡谷市負担分であります。排水量の減により、前年度比で389万2,000円の減となっております。 次に、3目普及指導費は1,353万2,000円の計上で、1名分の人件費と水洗化の普及促進等に要する経費であります。 次に、4目業務費は3,725万9,000円の計上で、1名分の人件費と下水道使用料の調定業務等に要する経費であります。 次に、5目総係費は5,688万円の計上で、4名分の人件費と下水道事業全般に要する経費であります。 32ページを御覧ください。 6目減価償却費は7億9,131万6,000円の計上で、機械設備の償却資産が増えたことから、前年度比575万7,000円の増であります。 次に、2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は9,994万円の計上で、施設の建設改良で借り入れた企業債利息の支払いが順調に進んでいることから、前年度比1,669万3,000円の減であります。 続きまして、33ページの資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は8億342万3,000円の計上で、前年度比9,788万7,000円の増であり、増の主な理由は、企業債、補助金及び負担金の増によるものであります。 1項1目企業債は5億3,666万8,000円の計上で、前年度比1億3,238万4,000円の増であり、増の主な理由は、諏訪湖流域下水道建設費負担金の増及び資本費平準化債、借換債の増によるものであります。 次に、2項1目国庫補助金は1億円の計上で、前年度比2,250万円の減であります。内容は、下水道施設の長寿命化を図るストックマネジメント事業、総合地震対策事業及び雨水渠整備事業に対するものであり、減の主な理由は雨水渠整備事業の減によるものであります。 次に、2目他会計補助金は1億5,200万円の計上で、一般会計からの繰入金であり、前年度比200万円の減となっております。 次に、3項2目工事負担金は600万円の計上で、県関連工事に対する県からの補償金であり、前年度比500万円の減で、減の理由は対象である県工事の減によるものであります。 次に、3目一般会計負担金は340万円の計上で、雨水渠整備事業等に対する一般会計からの繰入金であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は14億7,316万8,000円の計上で、前年度比7,589万1,000円の増であり、増の主な理由は、流域下水道事業費及び企業債償還金の増によるものであります。 1項建設改良費は4億2,571万2,000円の計上で、公共下水道の建設、ストックマネジメント事業、総合地震対策事業、雨水渠整備事業や流域下水道の建設費負担金等に係る経費で、前年度比4,314万6,000円の減であります。減の主な理由は、公共下水道建設費において、ストックマネジメント事業、雨水渠整備事業に係る建設費が減となったことによるものであります。 公共下水道建設費等に係る工事の予定箇所につきましては、議案第22号資料の工事予定箇所図を御参照ください。 2項1目企業債償還金は10億4,645万6,000円の計上で、前年度比1億1,903万7,000円の増であります。 34ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、46、47ページの注記につきましては、会計処理の基準などを記載してございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について説明を求めます。 酒井事務部長。     〔事務部長 酒井吉之君 登壇〕 ◎事務部長(酒井吉之君) 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について御説明いたします。 岡谷市病院事業では、岡谷市民病院が諏訪医療圏における唯一の感染症指定医療機関として、また新型コロナウイルス感染症重点医療機関として、医療現場の最前線において感染症に対応してまいりました。一方、本年度の経営状況という面におきましては、患者数の減少に伴う収益の大幅な減収により、大変厳しい状況となっております。 しかしながら、岡谷市民病院は市民の生命と健康を守る地域に密着した総合病院であり、新型コロナウイルス感染症の拡大に収束が見られない現状においても、引き続き感染症に対応しながら、高度で良質な医療を提供し、市民の皆様の信頼と期待に応えられるよう努めてまいります。 それでは、51ページをお開きください。 令和3年度岡谷市病院事業会計予算。 第2条業務の予定量の第1号病床数は、前年度と同数の295床であります。 第2号年間延べ患者数は、入院が8万4,781人、外来が15万9,669人であります。入院は前年度比7,097人の減、外来は1万2,445人の減を予定しておりますが、これらは新型コロナウイルス感染症による影響を受けた本年度の患者実績を基に、令和3年度の診療体制を勘案し計上いたすものであります。 第3号一日平均患者数は、入院が232人、外来が660人で、入院は前年度比20人の減、外来は48人の減であります。 第4号主要な建設改良事業は、医療機械器具整備事業として、機械備品の購入等に1億7,968万8,000円を予定しております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。収入は67億9,610万円、支出は70億1,770万円の計上で、2億2,160万円の赤字予算として編成しております。 52ページを御覧ください。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。収入は3億7,722万円、支出は6億6,889万1,000円の計上で、収支不足額2億9,167万1,000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額132万9,000円で補填いたしますが、残額の2億9,034万2,000円につきましては、補填財源が不足することから、一時借入金で措置いたすものであります。 第5条は、企業債について定めるもので、医療機械器具整備事業の限度額を1億7,300万円といたすものであります。 53ページを御覧ください。 第6条の予定支出の各項の経費の金額の流用から第9条の棚卸資産の購入限度額までは、所定の書式により作成してお示ししてありますので、説明は省略させていただきます。 第10条は、重要な資産の取得について定めるもので、予定価格が2,000万円以上の機械備品として、ナビゲーションシステム一式、医用画像データ管理システム一式、検診システム一式を取得いたすものであります。 54ページを御覧ください。 収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出につきましては、予算実施計画により御説明いたします。 なお、前年度予算額との比較につきましては、70ページ以降に予算実施計画一覧表を添付してございますので、併せて御覧ください。 それでは、収益的収入及び支出の収入から御説明いたします。 第1款病院事業収益は67億9,610万円の計上で、前年度比4億8,250万円、6.6%の減であります。 1項医業収益は59億7,836万円の計上で、前年度比4億2,936万6,000円、6.7%の減でございます。 1目入院収益は36億7,559万3,000円の計上であります。新型コロナウイルス感染症の影響による減収を見込み、前年度比2億7,724万6,000円、7.0%の減でございます。 2目外来収益は18億1,337万2,000円の計上であります。外来においても減収を見込み、前年度比1億5,443万3,000円、7.8%の減であります。 3目その他医業収益は4億8,939万5,000円の計上で、室料差額収益、院内健診、循環健診などの公衆衛生活動収益、人間ドックなどの医療相談収益、受託検査施設利用収益などでございます。 2項医業外収益は7億5,646万6,000円の計上で、前年度比5,001万2,000円、6.2%の減であります。 2目病院群輪番制病院運営費補助金589万5,000円は、諏訪広域連合からの補助金であります。 4目他会計負担金は一般会計からの負担金で、前年度比3,380万円減の3億4,660万円の計上であります。 5目長期前受金戻入は、前年度比1,535万6,000円減の3億3,260万4,000円の計上であります。 3項訪問看護事業収益は6,125万4,000円の計上であります。訪問看護の需要や本年度の収入実績などから、前年度比557万8,000円の増であります。 4項特別利益は2万円の計上であります。 次に、55ページからの支出について御説明をいたします。 第1款病院事業費用は70億1,770万円の計上で、前年度比2億6,580万円、3.6%の減であります。 1項医業費用は68億3,110万7,000円の計上で、前年度比2億1,899万9,000円、3.1%の減であります。 1目給与費は41億7,016万4,000円の計上であります。職員の給料、手当等報酬、法定福利費などで、前年度比6,727万6,000円の減であります。 2目材料費は11億8,240万円の計上であります。診療に必要な薬品、診療材料、給食材料などでありますが、患者数の減を見込むことから、前年度比7,623万8,000円の減であります。 3目経費は9億6,327万円の計上で、病院運営及び施設管理などに要する経費を計上しております。光熱水費や委託料など契約内容を見直したことなどにより、前年度比4,822万1,000円の減であります。 4目減価償却費は4億9,299万円の計上であります。 5目資産減耗費は480万円の計上であります。 56ページを御覧ください。 6目研究研修費は1,748万3,000円の計上であります。市民公開講座や研修会のほか、職員の育成、スキルアップに必要な経費を計上しております。 2項医業外費用は1億2,349万7,000円の計上であります。企業債利息及び一時借入金利息のほか、長期前払消費税に係る償却、看護師等養成貸付金に係る償却費、消費税及び地方消費税などを計上しております。 3項訪問看護事業費用は5,307万6,000円の計上で、訪問看護事業に従事する職員の給与費及び事務に必要な経費を計上しております。 4項特別損失は2万円の計上であります。 収益的収入及び支出についての説明は以上でございます。 続いて57ページの資本的収入及び支出の収入から御説明いたします。 第1款資本的収入は3億7,722万円の計上で、前年度比9,305万5,000円、32.7%の増であります。 1項企業債は1億7,300万円の計上で、医療機械器具整備事業の財源として借り入れるものであります。 2項他会計負担金は前年度比1,860万円減の2億420万円の計上であります。企業債の元金償還金に対する一般会計からの負担金であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は6億6,889万1,000円の計上で、前年度比1億1,223万9,000円、20.2%の増であります。 1項建設改良費は1億7,968万8,000円の計上であります。機械備品購入費1億7,300万円及びリース債務支払い額668万8,000円の計上であります。 2項企業債償還金は元金の償還金で、4億8,076万3,000円の計上であります。 3項長期貸付金は看護師等の養成奨学金で、744万円の計上であります。 資本的収入及び支出についての説明は以上であります。 58ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び予定貸借対照表などの財務諸表につきましては、所定の書式で調製し、作成してございますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 以上で令和3年度関係議案についての説明を終了いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午後1時48分...